こんにちは、広報企画事業部の駒田です。
気が付いたら前の投稿から1年以上経っていました。
この展覧会に行ったら書こう、やっぱりここも行くしそのあとに書こう…と思っていたら
どんどん時間が流れていき、今日にいたりました。
(そして結局全然行こうと思っていた展覧会に行っていない。)
前回に引き続き
回った展覧会などをご紹介していきます。
行方不明展 名古屋

結構得体のしれないものに惹かれがちの駒田。不謹慎だと一度炎上もあったそうなのですが、
私はもう名前だけでそそられます…!
もともと東京で開催されていた展覧会だったのでちょっと遠くていけないな…と思っていたのですが、
その東京開催で7万人を導入するほど大好評だったこともあり、名古屋、大阪、札幌と追加の展覧会が組まれ、
見ることができました!
期待が止まらない制作陣
制作陣に怪談作家の梨さん、ホラーカンパニー株式会社闇の代表である頓花聖太郎さん、SNSで話題を呼んだ「祓除」という番組を演出したテレビ東京の大森時生さんが加わっています!
展覧会自体もフェイクドキュメンタリーなのですがザ・ホラーというより日常からほんの数センチずれた気持ち悪さ?のようなものの表現が最高なんです。ただただ怖いだけというわけではなく、少し考えるところがあったり、自分にも見覚えがあるような形容しがたい気持ちや感情を引き出されます。
視聴者が最後に少し自分で考察する余白があるところも魅力の一つです。
中に入る前に、メインビジュアルをじっくり…。

始めから圧倒されました

行方不明になった「人」を探すチラシです。その数に圧倒されます。
存在感抜群の電話ボックス

見よくある電話ボックスで、外から見る限り特に変わったようすはありませんが、ガラスの汚れが目立っていることから管理の行き届かない場所にあったのかな、とか…
中に入ってみると、カードやお金を入れるところがテープでふさがれていたり、電話の上に十円玉が積まれていたり。受話器を取ってみても何も聞こえない。
くま…?

むぎゅっとされているくまちゃん
説明書きには、
ある女性の生家からみつかったぬいぐるみです。
発見当時、まるで「それと遊んだ記憶ごとそこに押し込んだ」かのように、
壁と棚の間に押し込まれた状態であったそうです。
と、ありました。
このちょっと、あぁ…。ってなる感じがこの展覧会らしくて好きです。
動き出す妖怪展 NAGOYA

またしても得体のしれないものにまんまと惹かれた駒田。
妖怪って聞くとどうしても見に行きたくなるんです…。それに加えて、本展覧会の色味、デザインが好きで実際に体験したくて行ってしまいました。
概要
「動き出す妖怪展」は、江戸・明治時代など様々な絵師によって描かれた「百鬼夜行絵巻」「百物語」「鬼」「天狗」「河童」「付喪神」など日本が誇る妖怪美術に最先端の映像技術と立体造形で没入できる世界初のイマーシブ体感型デジタルアートミュージアム!
今回の目玉!


特に楽しみにしていたのがこの百鬼夜行をモチーフにした大きな骸骨の映像作品。
浮世絵の「相馬の古内裏」(そうまのこないり)の大きな骸骨が好きで、ひとりでにやにやしながら見てきました。
迷い込んだ感が最高です!

イマーシブ体感型デジタルアートというだけあって、本当にその世界に迷い込んだような体験ができました。
座りながら見る映像もあったのですが、目線が少し低くなるだけで没入感がすごかったです。
きょろきょろしっぱなしでした。
写真は撮れなかったのですが、案内係のスタッフもお狐さんになっていて
世界観がしっかり作り込まれていることに感動しました。
立体造形もすごい

囲碁の対戦中の赤鬼とぬらりひょん。しっかりおじいちゃん感があって結構好きでした。
これはちょっと好きな「牛鬼」と「提灯お化け」


これに負けない見学会↓



この記事を書いたスタッフ
駒田一葉
三重県松阪市出身で2年間名古屋のデザイナーの専門学校に通っていました。北山建築に就職の電話を掛けた時の電話の対応や周りの雰囲気が温かく、入社したいと強く思いました。そんな会社の魅力をたくさん発信していけるよう頑張っていきます。