2020.12.11
なるほど~
alfa27
こんにちは!
松阪、伊勢、津で分かりやすい価格とデザインにこだわった注文住宅・工務店をしている
北山建築 現場管理事業部の中場です。
健康診断で脈が少ないと指摘されました。
スポーツをしている、していた人によくある症状とのことで、一安心です(´ー`)
他の結果が1か月後なので、年をまたいでソワソワです…。
先日、外壁や樋など外部の施工がほぼ終わって、いよいよ足場解体を控えた現場の検査にいってまいりました!
普段なかなか注目しないかな~と思うところを、ご紹介させていただきたいと思います。
まずはこちら。
建物に対して縦についている、樋です。
外壁についている根元の部分ですね。
こういった部材で外壁に取付け固定しています。
外壁に穴をあけることになるので、しっかり根元はコーキングして防水処理をします。
そしてそして、写真にもありますが
なんと樋は外側に向けて少し下がって取付けをするんです!
これも一種の防水処理になります。
逆に建物側に下がっていたらどうなるでしょうか…雨の日に水が伝って、、、
そうです、樋を伝った水はすべて建物側へ流れ、穴をあけた根本へ集中して落ちていきます。
根元にコーキングはしてありますが、集中的に落ちると経年劣化なども早くなります。
伝った雨水が外壁側に落ちないように、念には念をということで外勾配にしてあるんですね。
この業界に入るまで全く注視しなかったことだったので、なるほど~と私自身勉強させていただいたことの一つです!
ぜひみなさんもお家で見てみてくださいね。
そしてこちら。
場所としては玄関先になります。
皆さんのお家の玄関はどのような形状でしょうか。
この現場は玄関ドアの外に軒天があって、ポーチ廻りが外壁より中に入っています。
ご紹介したいのは水切り!
しっかり横はコーキングで防水処理してあるのに、真ん中あたりは開いてる…え、大丈夫?って最初はなりました。
大丈夫なんです。
これも、先ほどと似ていて「万が一」という事に備えての処理です。
万が一。外壁の中に雨水が入り込んだら
なかなか排水できず腐食、劣化ということに繋がりかねません。
この水切りの上を少し開けておくことで
雨水は壁を伝って下に落ち排水される、という仕組みになっているんです。
この水切りの上から入った水もしっかり下に落ちて排水されるようになっています。
以上、私が建築の世界に入るまで全く知らなかった
注目すらしてこなかったことだったので、ご紹介させていただきました!
何気ない所にも、私たちの安全安心の住まいづくりに大切な工夫が施されているんですね(^^)
一年間モデルハウスとして使わせて頂きありがとうございました。
最後の見学会になります!
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