2025.03.31
気密測定って?

稲葉真己
松阪、伊勢、津で自由設計の家づくり
おしゃれな注文住宅の工務店
北山建築 現場管理事業部の稲葉です。
私が最近させて頂いた仕事の中に気密測定というものがあります。
初めて聞くと何のことかわからないですね。
気密測定とは、お家のスキ間の面積を測定し数値化することです。
現在では相当隙間面積(C値)が1.0c㎡/㎡以下が良いものとされています。

実際の測定風景はこんな感じです。

このバズーカ砲みたいなもので測定します。
この測定器では、お家の空気を外に出して
内外の気圧と入ってくる空気の量でC値を算出します。
この設置だけで1時間ぐらいかかります。
空気が漏れないように設置しなくてはいけないので、繊細さが求められます。
たいへんです。
もしも測定結果が基準値を満たしていなければ
ウレタンフォームとシーリングでお家のスキ間を埋めます。
基準値が出るまでこれを繰り返して気密性を確保していきます。
お家のスキ間が少なくなれば
空調機器の節電
断熱材の補完
壁内結露の防止 ets…
利点がたくさんあるのでお家を建てる際は気にしてみてください。

この記事を書いたスタッフ
稲葉真己
建築の専門学校を卒業後、他の工務店で公共施設の現場管理業務をしていました。
2024年11月1日に北山建築に入社しました。