2026.06.16

【おしゃれ設備は短命?】数年で交換になりやすい住宅設備7選|選ぶなら必ず知っておきたい対策と長持ちさせるコツとは

おしゃれだけど要注意?数年で交換やメンテナンスに苦労する住宅設備7選

家づくりで「憧れ」を詰め込みすぎると、将来的な経済的・時間的コストが膨らむことがあります。ここでは、特に注意が必要な7つの設備を見ていきましょう。

1. タッチレス水栓(センサー式)

最近主流のタッチレス水栓は非常に便利ですが、精密なセンサーや電池・電源を内蔵しているため、一般的なハンドル式水栓よりも故障リスクが高まります。センサーの反応が悪くなったり、基盤が寿命を迎えると修理費用が高額になるケースも少なくありません。

2. デザイン重視の洗面ボウル

SNS映えする平たい形状や特殊な素材の洗面ボウルは、水はねしやすかったり、汚れが溜まりやすかったりと実用性に欠けることがあります。特に海外製の個性的なボウルは、割れた際に同じパーツが入手できず、洗面台ごと総入れ替えが必要になるリスクがあります。

3. 造作洗面台

タイルを多用した造作洗面台は非常に美しいですが、目地の掃除が大変なだけでなく、水が浸透して木材が腐食するリスクがあります。特に水栓周りの防水処理が不十分だと、数年でカビやシミに悩まされることになります。

4. 埋め込み式照明や特殊なライト

壁に埋め込むタイプの照明などはスタイリッシュですが、故障した際に壁紙を剥がして大掛かりな修理が必要になることがあります。また、LED一体型の照明器具は、光源の寿命が来たときに器具ごと交換しなければならない点に注意が必要です。

5. 複雑な構造のレンジフード

薄型や特殊な形状のレンジフードは見た目はスッキリしていますが、フィルター掃除がしにくい構造のものが多く、油汚れを放置すると短期間でモーターが焼き付いて故障する原因になります。

6. 大理石や無垢材の天板(キッチン・洗面)

高級感のある大理石や無垢材は水分や油分を吸い込みやすく、変色やシミが避けられません。丁寧なメンテナンスを継続できない場合、数年で見た目の美しさが失われ、劣化が目立ってしまう傾向にあります。

7. 複雑な操作パネルを持つ給湯器・食洗機

多機能なタッチパネル式の設備は故障しやすく、特に湿気の多い場所では電装系トラブルが起きやすい傾向にあります。シンプルな機能のものに比べ、修理費用の負担が大きくなりがちです。


設備を長持ちさせるための対策と賢い選び方

おしゃれな空間を諦める必要はありません。大切なのは「メンテナンスが必要であること」を前提に選ぶことです。

修理・交換のしやすさを最優先する

輸入パーツや特殊な造作品を選ぶ場合は、そのメーカーが国内でどれだけ流通しているか、将来的に部品供給が続くかを必ず確認しましょう。可能であれば、日本メーカーの標準的なサイズを選んでおくと安心です。

掃除のしやすさを基準にする

汚れが溜まらない、または拭き取りやすい素材を選ぶことが、結果として機器の寿命を延ばすことにつながります。特に水回りは「繋ぎ目の少なさ」を重視してください。

定期的な点検をルーティン化する

故障する前に「フィルターを掃除する」「コーキングの状態をチェックする」といった簡単なメンテナンスを行うだけで、設備の寿命は大きく延びます。引き渡し時に、住宅会社からメンテナンス方法を詳しく聞いておくことが重要です。


よくある質問(FAQ)

Q1. 造作洗面台は諦めるべきですか?

A. 諦める必要はありませんが、水が直接当たる部分はタイルではなくパネル材にするなど、素材の選定を工夫することで劣化を大幅に抑えられます。

Q2. 故障した時の修理費用はいくらくらいかかりますか?

A. 機器の種類によりますが、センサーや基盤の交換だと数万円、本体丸ごとの交換になると10万円を超えることも珍しくありません。予算取りの段階で、修繕積立金を想定しておくことをおすすめします。

Q3. シンプルな設備でも、おしゃれに見せるコツはありますか?

A. 設備そのものを高級にするのではなく、照明の当て方を工夫したり、壁紙やタイルの色味を工夫することで、コストを抑えつつ洗練された空間を演出することは十分に可能です。


次にとるべき行動

  1. 優先順位を書き出す:「絶対におしゃれにこだわりたい場所」と「実用性を最優先する場所」を分けてリストアップしてください。
  2. メーカーの保証期間と部品保持期間を確認する:カタログやHPで、アフターサービスの充実度を確認しましょう。
  3. 担当者に「メンテナンスの手間」を具体的に聞く:住宅会社の担当者に「この設備は5年後、10年後どうなりますか?」と質問し、デメリットについても率直な意見をもらいましょう。

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7代目社長の後悔しない家づくりch

数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!

北山裕史のプロフィール

1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。

その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。

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