2024.06.25
【三重県津市の注文住宅】工務店選びで失敗しないための手順やポイントを解説
理想のマイホームをかなえるためには、工務店選びが重要です。工務店によって得意な施工やデザインが異なるため、あなたや家族に合ったところを選ぶことが、理想の家づくりのキーになるでしょう。
しかし、あなたは今、工務店選びの手順やポイントがわからないと悩んでいるかもしれません。
そこで、本記事では、工務店選びをしている方へ向けて、工務店選びで失敗しないための手順やポイント、工務店のメリットやデメリットを解説します。あわせて、三重県津市の施工事例を紹介するため、理想の家づくりの参考にしてください。
工務店選びで失敗しないための正しい手順
工務店選びで失敗しないために、以下の6つの手順を踏むのがおすすめです。
- 情報収集する
- 対応地域を確認する
- カタログ請求する
- イベントに参加する
- 暮らしのためのプランや見積りを依頼する
- 会社を選定する
手順ごとにそれぞれ解説します。
1.情報収集する
家づくりを検討し始めたら、情報収集を行いましょう。インターネット上で工務店やハウスメーカーを検索できるポータルサイトや、SNSを活用するのがおすすめです。
工務店によって強みや特徴・デザインなどが異なるため、希望するイメージに合う工務店を見つけましょう。あなたや家族が、家を建てたらどのような生活をしたいのかを考えながら調べるのがポイントです。
デザインや間取りのイメージに合った工務店の情報を収集し、家づくりのイメージをつかみましょう。
2.対応地域を確認する
住宅の建築を希望する土地や、地域に対応してくれるかどうか確認しましょう。対応地域を限定している工務店が多くあり、エリア外の場合には断られてしまう可能性があります。
そのため、土地を既に持っていたり、エリアを決定している場合には、事前に対応地域を確認してください。また、土地選びからサポートしてくれる会社もあるため、土地を探している方は相談すると良いでしょう。
3.カタログ請求する
工務店の候補がいくつか決まったら、カタログ請求しましょう。カタログには、施工事例や家づくりにおいて大切にしている考え方や経営理念・強みなどを知れます。
カタログを通して工務店の雰囲気を感じ取れるため、理想の家づくりができるかどうかの判断材料として活用しましょう。
4.イベントに参加する
工務店がイベントを開催している場合には、可能な限り、積極的に参加するのがおすすめです。完成した住宅の見学会や、家づくりの勉強会・無料相談会などのイベントを開催しているところが多くあります。
イベントに参加することで、実際にあなたが家を建てたときのイメージを肌で感じられるでしょう。また、工務店の雰囲気を知れることやスタッフと直接コミュニケーションを取れる機会のため、依頼するべきかどうかの判断材料になります。
気になる工務店のイベントがある場合には、ぜひ足を運んでみましょう。
5.暮らしのためのや見積りを依頼する
工務店の候補がいくつか絞れたら、暮らしのためのや見積りを依頼しましょう。店舗へ足を運ぶ前に、理想の家のイメージの画像を保存しておいたり、要望をメモしておいたりするのがおすすめです。
間取りのサイズや設備などに目がいかれることが多いですが、その場所で何をしたいのかが重要になります。なぜ、その間取りサイズ(なぜ、6帖?)なのかなど暮らしのための理由に着目していくことが大切です。
直接工務店へ行くことで、雰囲気を知れることや、担当者の人柄がわかる機会になります。わからないところは積極的に質問しましょう。
ほかにも、必要な設備が全て見積もりに入っているかどうかチェックします。契約後に必要な設備が入っていないことが発覚すると、後に予算が大きく変わる可能性があるため注意しましょう。
また、1社に絞らず、複数の工務店に暮らしのためのや見積もりを依頼することが重要です。同じ内容で設計プランや見積もりを依頼することで、工務店の提案力や価格の比較がしやすくなります。
6.会社を選定する
複数の工務店を比較検討し、1社に決めましょう。担当者があなたのニーズを汲み取り、設計プランにしっかりと反映してくれるか、また、社風や口コミ・評判もチェックしてください。
見積もり書のわかりやすさや契約を急かしてくるかどうかも、判断するポイントになります。建築にかかる費用が予算内であることや、工事日程・アフターサービスの内容なども重要です。
納得できる家づくりができるかどうかは、設計プランを作成する工務店で決まります。そのため、少なくとも3社は工務店を比較し、じっくり選定しましょう。
工務店を比較検討する際に確認すべきポイント
工務店を比較検討する際に、確認すべきポイントは以下の通りです。
- 理想の家のイメージと一致しているか
- 高い提案力があるか
- 安定した経営状況か
- 信頼できる施工をしているか
- 充実したアフターサービスがあるか
それぞれのポイントをチェックして、工務店選びの参考にしてください。
理想の家のイメージと一致しているか
カタログやホームページ・SNSなどで施工事例を見て、理想の家のイメージと一致しているかどうかを確認しましょう。工務店によって得意な施工やデザインが異なります。そのため、イメージとかけ離れた工務店を選んでしまうと、理想の家は実現できないかもしれません。
また、採用する工法や構造によって、可能な間取りや住宅性能が異なります。耐震性や断熱性・気密性など、一年中安心して快適に過ごせるかどうかも重要です。
工務店選びは家づくりに大きく影響するため、理想の家のイメージと一致しているかどうか事前にチェックしておきましょう。
高い提案力があるか
提案力は、理想の家が完成するかどうかに大きく関わってくるため、高い提案力があるかどうかチェックしましょう。注文住宅は、打ち合わせで話し合った内容を設計プランに落とし込み、形にするため、高い提案力が必要です。
担当者があなたの意図を汲み取ってくれるのかどうかを会話の中で確認しましょう。また、担当者によっては、理想の実現が難しい場合に、代替案を提案してくれるかもしれません。
担当者との相性に加え、予算内かつ、引き渡し後の暮らしまで考えた提案をしてくれるかどうかを判断するのが重要です。
安定した経営状況か
工務店はハウスメーカーと比べて規模が小さく、倒産するリスクが考えられるため、安定した経営状況かどうか確認しておきましょう。
万が一、建築中に倒産してしまった場合には、建築が中止になるかもしれません。また、引き渡し後に倒産してしまった場合には、アフターサービスに影響が及びます。
建築の前後だけでなく、引き渡し後も長く工務店と付き合うことになるため、経営状況が安定しているかどうかホームページをチェックすることが大切です。
信頼できる施工をしているか
信頼できる施工をしているかどうかも、家づくりにとって重要なポイントです。
どんなに技術が進歩しても、必ず家づくりには人の手が加わります。そのため、施工してくれる職人が信頼でき、安心して長く住み続けられるかどうか、必ず確認しておきましょう。
充実したアフターサービスがあるか
安心して住み続けていくために、充実した保証がある工務店を選ぶのがおすすめです。アフターサービスは、工務店によって期間や内容が異なります。
住宅の引き渡し後に、水回りや仕上がりなど、何かしらのトラブルが見つかるかもしれません。アフターサービスが充実している工務店であれば、故障や不具合が見つかった場合でも、安心して連絡できるでしょう。
工務店に注文住宅を依頼するメリット
工務店とは、一般的に地域密着型の小規模な建築会社のことを指します。ハウスメーカーと比べて、会社の規模が小さいからこそ、こだわりが詰まった家づくりが可能です。
- 地域の風土に合わせた家づくりができる
- 設計やデザインの自由度が高い
- 適正価格で住宅を提供できる
- スピーディーに対応してくれる
工務店に注文住宅を依頼するメリットをそれぞれ解説します。
地域の風土に合わせた家づくりができる
工務店は地域密着しているため、地域の風土に合わせた家づくりが可能です。土地の状況や建築に関わる条例・気候など、家を建てる地域の情報に精通しています。
工務店に依頼することで、土地に合わせて設計・施工を行うため、地域の風土に合った最適な家になるでしょう。
設計やデザインの自由度が高い
工務店は自由設計の注文住宅が多く、規格化されているハウスメーカーと比べて、設計やデザインの自由度が高い傾向があります。オーダーメイドの家づくりができ、こだわりに対して柔軟に対応してくれるでしょう。
間取りや窓の大きさ・形・位置など、希望に沿って設計プランを立ててくれるため、理想の家づくりが実現できます。三角地や台形地などの不整形地や狭小地でも、土地を最大限に活かした設計をしてくれるかもしれません。
工務店に依頼することで、定番な家から個性的な家まで、臨機応変に対応してくれるでしょう。設計プランやデザインの自由度の高さが工務店の魅力です。
適正価格で住宅を提供できる
工務店はコストを抑えているため、適正価格で住宅を提供してくれるでしょう。ハウスメーカーのように、住宅展示場出店費用や広告費・人件費、他の会社を介した手数料などにかかる費用を抑えている工務店が多くあります。
また、予算の相談がしやすく、コストを抑える方法を熟知しているでしょう。加えて、地域密着している工務店は現場と近いため、管理・運搬コストが抑えられます。したがって、工務店に依頼することで、予算に合わせた家づくりが可能です。
工務店は不要なコストを削減することで、適正価格で高品質の住宅を提供してくれます。
スピーディーに対応してくれる
工務店はトラブルがあった場合でも、地域密着しているため、スピーディーに対応できる位置に店舗を構えています。万が一、建築中や家の引き渡し後にトラブルがあった場合でも、地元密着している工務店であれば、すぐに駆け付けてくれるでしょう。
また、小規模で多くの人を介さないため、家づくりの要望を伝えやすく、伝えた内容がダイレクトに反映されます。引き渡し後のアフターサービスの相談も、同じ担当者が行ってくれる場合が多く、スピーディーできめ細やかな対応が期待できるでしょう。
工務店に注文住宅を依頼するデメリット
工務店は小規模であることがメリットである反面、以下のようなデメリットも存在します。
- 引き渡しまでに時間がかかる
- 完成後のイメージがつかみづらい
- 施工にばらつきが生まれやすい
- 倒産リスクが高い
工務店に注文住宅を依頼するデメリットをそれぞれ解説します。
引き渡しまでに時間がかかる
工務店に注文住宅の施工を依頼する場合には、引き渡しまでに時間がかかる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
ハウスメーカーは、建築資材の調達や加工などがシステム化されているため、効率的に施工できます。一方で、工務店はシステム化されていないため、工期が長くなりがちです。
また、トラブルがあった場合には、遅れが生じる可能性があり、引き渡しの時期が変わってしまうかもしれません。引き渡しまでに時間がかかることや、引っ越しの計画が立てにくい可能性を考慮しておき、柔軟に対応できるようにしておきましょう。
完成後のイメージがつかみづらい
工務店は展示場に出店しておらず、完成した住宅を見られないため、完成後のイメージがつかみづらくなります。注文住宅は完成するまでどんな家が建つのかわからないため、イメージがつかめない状態では、不安になるかもしれません。
工務店によっては、モデルハウスや完成見学会などのイベントを開催しているところがあります。そのため、イベントがある場合には、積極的に足を運びましょう。
工務店が手がけた住宅を肌で感じられるイベントへ参加することで、完成後のイメージがつかみやすくなり、安心して家づくりすることが可能です。
施工にばらつきが生まれやすい
工務店の多くは自由設計により、1棟1棟設計プランが異なるため、施工にばらつきが生まれやすいでしょう。一方で、ハウスメーカーは設計プランを限定し、建材を規格化したり共通化したりすることで、施工が均一になるような仕組みを作っています。
ほかにも、施工する職人の技術によって仕上がりが変わるため、職人の技術力をあらかじめ確認しておくのがおすすめです。
倒産リスクが高い
工務店はハウスメーカーと比べ規模が小さく、倒産するリスクが高くなります。そのため、経営状況が安定しているかどうか事前に確認しておきましょう。
万が一、建築中に倒産してしまった場合には、建築が中止になったり、引き渡し後にはアフターサービスに影響が及んだりします。家づくりから引き渡し後の何十年先まで、長く工務店と付き合っていくことを想定しましょう。
経営状況は、年間の施工数が多いかどうかや決算書で確認できます。ハウスメーカーに比べて倒産リスクが高いため、経営状況が安定している工務店を選ぶことが大切です。
三重県津市における施工事例
三重県津市の施工事例を紹介します。
- 和モダンスタイル
- ナチュラル・北欧スタイル
- 平屋の家
好みのデザインがあるかどうかチェックしてみましょう。
和モダンスタイル
出典:北山建築
木目を基調とした和モダンスタイルの落ち着きのある住宅です。日当たりが気になる立地であっても、工夫を凝らした明るい空間を実現しています。温かみのある木に囲まれた、和風の暮らしを理想とする方におすすめの和モダンスタイルです。
ナチュラル・北欧スタイル
出典:北山建築
平屋の家
出典:北山建築
三重県津市の注文住宅なら『北山建築』
三重県津市で注文住宅を検討している方は、北山建築にご相談ください。新築注文住宅の商品ラインナップは以下の3つです。
高性能パッシブデザイン注文住宅:想ほーむ
定額制注文住宅:2you+ design studio
規格型注文住宅:KiNARi×ジブンハウス
北山建築は、お客様が主役の家づくりを目指し、家族に合った居心地のいい家を提案いたします。
記事監修者:高山さとみ
大手金融会社で暮らしとお金に関する相談・提案業務の経験を経て、
インテリアメーカーにて建設現場での部材管理を執務する。
現在は金融・不動産ライターとして執筆活動中。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。