価値が落ちない注文住宅のポイントとは?
こだわりをもって建てた注文住宅でも、思いもよらない事情で手放すこともあります。そのような時のために、できる限り高い値段で売れるようにするのもこだわりのひとつではないかと思います。今回は価値が落ちない注文住宅を建てるためのポイントをご紹介します。
基本性能が高いこと
まず価値が落ちない住宅として大事な要素に、基本性能の高さがあります。耐震性や省エネ性など、安心して住める家はやはり人気があります。同じ予算を配分するのであれば、設備よりもそのような基本性能を高めることを重視するとよいかもしれません。設備は後からでも交換できますが、基本性能はそう簡単には変えることができないからです。
オーソドックスな間取り
やはり注文住宅を建てるのであれば、施主である自分たち家族が最も住みやすいと思える間取りにしたいと考えるものです。あるいはスキップフロアを活用するなど、遊び心も取り入れたいと思うかもしれません。
ライフスタイルに合わせてリフォームできる家を
木造の注文住宅は、壁も耐震材となるので室内壁などはやたらと外すことはできません。その意味ではリフォームの際に、いかに間取りを変えることができるかが大きなポイントになります。
高い値段で売却できるということは、購入したいと思う人が多いということです。そのためには、あらゆる家族がそれぞれのライフスタイルに合わせてリフォームできるようにする必要があります。
耐震壁の設置位置を工夫して、ある程度は間取りを自由に変えることができるような設計にするとよいでしょう。これは自分たちが住んでいる間でも役立つことです。家族構成の変化に伴って、暮らしやすいように間取りを変えることができるようにしておくことは大切です。
まとめ
資産価値が落ちない家というのは、快適に長く住めること、万人が住みやすいと感じることがポイントになります。そのためにはまず、構造や間取りを優先して設計することが必要となります。実はこれは、自分たちが快適に長く住むためにも必要なことではないでしょうか。将来は子供夫婦に住んでもらうこともできますし、あるいは売却する際にも納得できる値段で買い手を探すことができるのではないかと思います。
北山建築編集部
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