2026.10.13

親世代では常識でも令和の新築では採用しなくていい間取り7選|令和の新築における賢い間取りの考え方

令和の新築では検討が必要な「不要な間取り」7選

かつては当たり前だった間取りも、断熱性能の向上や共働き世帯の増加、働き方の変化によって「本当に必要なのか?」と疑問符がつくものが増えています。まずは、以下の7つの項目について、自分たちの生活に本当に必要かを見直してみましょう。

1. 独立した応接間・和室

昔は来客を招き入れるための立派な和室がステータスでしたが、現代では来客自体が減っており、使われないまま物置化するケースが多発しています。もし和室が必要なら、リビングと一体化して活用できる「小上がり」や「畳コーナー」にする方が、空間を広く見せつつ多目的に使えます。

2. 広すぎる玄関と立派な玄関収納

玄関は家の顔といわれますが、広すぎる玄関は居室を圧迫します。最近のトレンドは、玄関をスッキリ保てる「シューズクローク」を設けること。玄関そのものはコンパクトにし、収納を一箇所に集約することで、居住スペースを最大化するのが賢い選択です。

3. 各部屋の大きなクローゼット

各部屋に大きな収納を作るよりも、家事動線上に「ファミリークローゼット」を一つ作るほうが、洗濯の片付け効率は劇的に上がります。個室の収納は必要最小限に抑え、共用収納を充実させるのが現代のスタンダードです。

4. 廊下を広く取る間取り

廊下は「移動するだけの空間」であり、そこにコストをかけるのは非常にもったいないことです。廊下を極限まで減らし、リビングを通って各部屋へ行くような動線にすることで、建坪を抑えつつ広々としたリビングを実現できます。

5. 一階のベランダ・バルコニー

昔は布団を干すのが当たり前でしたが、現代は浴室乾燥機やガス衣類乾燥機、室内干しスペースの活用が主流です。バルコニーは防水メンテナンスのコストもかかるため、あえて作らない選択をする家庭が増えています。

6. キッチンカウンター越しの対面棚

かつて流行したキッチン前の立ち上がり壁やカウンターは、意外と手元が隠れず散らかりが目立つ原因になります。最近はフルフラットのアイランドキッチンを採用し、背面収納を充実させることで、視界が開けて開放感のあるキッチンが好まれています。

7. 階段下の物置

階段下の空間は工夫次第で有効活用できますが、無理に物置にすると使い勝手が悪く、奥の物が取り出しにくくなりがちです。オープンな収納やワークスペースにするなど、ライフスタイルに合わせた活用法を検討しましょう。


令和の家づくりで意識すべき「空間の考え方」

令和の家づくりにおいて最も大切なのは「余白」を持つことです。詰め込みすぎた間取りは、後からライフスタイルが変化したときに柔軟に対応できません。

可変性を持たせた間取り

子供が小さいうちは広い一部屋として使い、成長に合わせて間仕切りを設置するなど、将来的に間取りを変えられるような工夫をしておきましょう。

家事ラク動線の確保

「洗濯→干す→しまう」の動線が短ければ短いほど、日々の暮らしは楽になります。特に三重県の気候を考え、湿気対策を含めた「干す場所」の確保にはこだわりを持つべきです。


FAQ:よくある質問

Q. 和室を全く作らないのは後悔しますか?

A. ライフスタイルによりますが、将来的な介護や、お子様のお昼寝スペースとして必要なら、リビング横に畳コーナーを作るのが最も汎用性が高いです。

Q. シューズクロークと玄関収納、どっちがいい?

A. 家族が多く、アウトドア用品やベビーカーを収納したいならシューズクロークが圧倒的におすすめです。玄関を常に綺麗に保てます。


次にとるべき行動

この記事を読んで、自分たちの家づくりに不要な項目があれば、ぜひハウスメーカーの担当者に「これって本当に必要ですか?」と相談してみてください。プロの視点から、その家族構成に応じた代替案を提案してもらえるはずです。また、三重県内のモデルハウスを訪れる際は、ただ間取りを見るだけでなく、「この廊下は必要か?」「この収納は使いやすいか?」という視点でチェックすることをおすすめします。

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7代目社長の後悔しない家づくりch

数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!

北山裕史のプロフィール

1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。

その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。

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