将来使いにくくなる収納の間取り10選と対策
収納で失敗しないためには、単にスペースを確保するだけでなく、何をどこにしまうのかを具体的にイメージすることが不可欠です。ここでは、特に注意が必要な10のポイントを見ていきましょう。
1. 奥行きが深すぎるクローゼット
奥の物が取り出しにくく、手前だけに物が溜まりがちです。
対策:服を掛けるなら奥行き60cm程度がベストです。深すぎる場合は、引き出し収納を活用してデッドスペースを作らない工夫をしましょう。
2. コンセントの位置が計算されていない収納
掃除機やルーターを収納する際に、充電場所がないと非常に不便です。
対策:設計段階で、収納内部にコンセントを必ず配置しましょう。特にコードレス掃除機の充電場所は必須です。
3. 可動棚ではない固定の棚
ライフスタイルや収納する物の変化に対応できません。
対策:後から高さを自由に変えられる「可動棚」を採用しましょう。成長や持ち物の変化に柔軟に対応できます。
4. 通路幅を確保していないウォークインクローゼット
扉の開閉や人が通るスペースがないと、収納力が大幅に低下します。
対策:人がすれ違える、またはしゃがんで出し入れできる十分な通路幅(最低60cm以上)を確保してください。
5. 高すぎて踏み台が必要な天袋
普段使いの物を入れると、取り出すのが面倒になり、結果的に使わなくなります。
対策:高い場所には季節物など、使用頻度が低い物のみを収納する設計にしましょう。
6. 収納内部の照明不足
影になって奥が見えないと、中が散らかる原因になります。
対策:ウォークインクローゼットやパントリー内には、センサー付きの照明を設置するのが快適への近道です。
7. 扉の種類が生活動線を邪魔する
開き戸は前方にスペースが必要ですが、場所によっては引き戸の方が適しています。
対策:家具の配置や人の通り道を考慮し、開閉時のスペースに無理がない扉を選びましょう。
8. 廊下に作りすぎた収納
収納はあっても、メインの居住空間から離れていると物を持っていくのが億劫になります。
対策:使う場所のすぐそばに収納を配置する「適材適所」の考え方を優先してください。
9. デッドスペースを無視した階段下収納
形が複雑で使いにくいことが多く、ただ物を詰め込むだけの場所になりがちです。
対策:あらかじめ何をしまうか決め、引き出しや箱を組み合わせることで、空間を最大限に有効活用しましょう。
10. 全てを見せる収納にする
視覚的な情報量が多くなり、常に片付けを意識しないと雑然として見えます。
対策:隠す収納(扉付き)と、見せる収納(オープン棚)のバランスを6:4程度に設定するのが成功のコツです。
FAQ:よくある収納の悩み
Q. 広いウォークインクローゼットと、小分けのクローゼット、どっちが良いですか?
A. 家族の構成やライフスタイルによりますが、一般的には「使う場所の近く」に小分けにする方が動線が短くなり、片付けのハードルが下がります。
Q. 収納率(床面積に対する収納の割合)は何%を目指すべきですか?
A. 一般的に10〜15%が理想とされています。しかし、パーセンテージよりも「どこに何が入るか」という配置の具体性が重要です。
次にとるべき行動
三重県での家づくりを成功させるために、まずは以下のステップを踏んでみてください。
- 持ち物の棚卸しをする:現在持っている物をリスト化し、どれくらいのスペースが必要か把握する。
- 動線を確認する:今の住まいで「どこで何をしている時」に不便を感じているかメモを取る。
- プロに相談する:今回の10選を参考に、住宅会社の担当者に「この収納は使いやすいですか?」と率直に質問し、具体的な提案を仰いでください。
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7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。


