不要になりつつある?「なんとなく」で付けがちなキッチン設備
昔は当たり前のように採用されていた設備も、ライフスタイルの変化とともに「実はあまり使わない」というケースが増えています。初期投資を抑えるためにも、まずは本当に必要かを見極めましょう。
手元隠しの壁(立ち上がりカウンター)
対面式キッチンでよくある「手元を隠すための立ち上がり」ですが、今はフラット対面を選ぶ方が圧倒的に増えています。手元が隠れるとキッチンが独立して見える一方で、配膳やリビング側との会話が遮断されるデメリットも。また、立ち上がりがあることでキッチンが狭く見えてしまうことも多いため、本当に隠したい理由があるのかを慎重に判断しましょう。
浄水器専用の水栓
最近では「浄水器一体型」の水栓が非常に優秀です。以前のように、シンクにわざわざ浄水器専用の穴を空けて水栓を増やす必要はほとんどなくなりました。水栓を一本にまとめることで、掃除の手間も省けますし、シンク周りがスッキリと広くなります。
凝った形状の換気扇や複雑なレンジフード
レンジフードは掃除のしやすさが最優先です。デザイン性を重視して複雑な形状のものを選ぶと、油汚れが溜まりやすく、将来的なメンテナンスで苦労します。最近は「洗エール」のような自動洗浄機能付きや、そもそもフィルターがないタイプなど、手入れを極限まで減らせるモデルが主流です。
逆に「予算をかけてでも付けるべき」今は外せない機能
逆に、一度設置すると後からの変更が非常に困難で、かつ日々の満足度に直結する設備は、初期段階で投資しておく価値があります。
1. タッチレス水栓
料理中に汚れた手でレバーを触らずに水を出せるのは、一度体験すると二度と戻れないほどの快適さです。衛生面はもちろん、無駄な水を流しっぱなしにすることが減るため節水効果も期待できます。
2. 深型食洗機
食洗機のサイズで迷っているなら、迷わず「深型」をおすすめします。浅型では調理器具まで入れるとすぐに一杯になってしまいますが、深型であれば鍋やフライパンまでまとめて洗うことが可能です。家事の時短という観点では、最も投資対効果が高い設備の一つと言えるでしょう。
3. カップボードのコンセント配置
意外と見落としがちなのがカップボードのコンセント位置です。家電が増えることを想定し、数だけでなく位置を細かく検討しましょう。トースターやコーヒーメーカーを使う場所、充電ステーションにしたい場所など、具体的な家電配置を決めてからコンセントを計画するのが成功の秘訣です。
失敗しないキッチン選びのためのFAQ
Q1. キッチンメーカーの「標準」はどこで決まるの?
住宅会社が独自の仕入れルートで安く提供できるセットのことです。決して「今のベスト」というわけではありません。標準に縛られず、自分のライフスタイルに必要なものだけをカスタマイズする感覚で選びましょう。
Q2. 予算を優先する場合、どこを削るべき?
まずは見栄えを良くするための「デザインオプション」から検討しましょう。キッチンの扉のグレードや、過剰な収納アクセサリなどは、後から市販品で補うことも可能です。毎日使う「機能面」に予算を寄せるのが賢い選択です。
次にとるべき行動:理想のキッチンを作るために
- 今使っているキッチンの不満を書き出す: 「もっとこうならいいのに」という小さなストレスが、改善のヒントになります。
- 家電リストを作成する: 今持っている家電と、これから欲しい家電をリストアップし、必要なコンセント数と配置を確認します。
- ショールームで「実演」を見る: 見た目だけでなく、タッチレス水栓の反応速度や、食洗機の容量を実際に体感しに行くことが大切です。
三重県で家づくりを考えているなら、まずは地域の工務店やハウスメーカーの完成見学会に足を運び、キッチン周りの実例をチェックすることをおすすめします。プロのアドバイスを聞きつつ、自分にとって「本当に必要なもの」を選び抜いてください。
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7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。


