メンテナンスコストが高すぎる設備・仕様8選
家を建てる際、初期費用だけで判断してしまうと、将来的に大きな修理費が発生するリスクがあります。現場の知見から見て、特におすすめしにくい設備や仕様をご紹介します。
1. タッチレス水栓の「センサー故障」
手をかざすだけで水が出るタッチレス水栓は非常に便利ですが、センサー部分は精密機器です。故障した際、メーカーによってはパーツ交換ができないケースが多く、水栓本体ごと取り替えることになれば高額な費用が発生します。
2. 埋め込み型のエアコンや照明
天井に埋め込むタイプは見た目が非常にすっきりしますが、一度故障すると修理や交換が非常に困難です。また、後継機種への交換時にサイズが合わず、天井の補修工事まで必要になることが多々あります。
3. 特殊形状の既製品扉・建具
メーカー独自のサイズや特殊な金具を使った扉は、経年劣化で蝶番が壊れた際、同じ部品が廃盤になっていることがよくあります。汎用性の低い建具は、将来的なメンテナンスの難易度を一気に引き上げます。
4. 複雑な配線・配管が必要なシステムキッチン
見た目のデザインを重視した複雑なキッチンは、水漏れなどのトラブルが発生した際に点検口が少なく、修理のためにキッチンの一部解体が必要になる事例もあります。
5. デザイン重視の「海外製」設備
海外製の食洗機などはデザイン性が高いものの、故障時の修理対応が遅れがちです。部品の取り寄せに数週間かかり、その間ずっと使えないというストレスを感じる方も少なくありません。
6. 天井高すぎる吹き抜けの照明
吹き抜けに設置した吊り下げ照明は、電球交換一つとっても高所作業用の足場が必要になる場合があります。高額な出張費や足場代を考慮すると、将来的な維持費を甘く見てはいけません。
7. 一体型トイレの弊害
便器とタンク、ウォシュレットが一体化しているタイプは、掃除は楽ですが、どれか一つが壊れるとトイレ機能全体を買い替えなければならないリスクがあります。故障リスクを分散させるなら、セパレート型が賢明です。
8. 外壁の「コーキング」多用
外壁のデザインを良くするためにコーキング(継ぎ目)を多用すると、数年ごとに高額な打ち替え費用が発生します。コーキングを極力減らす設計や、耐久性の高い素材選びが長期的なコストダウンに繋がります。
賢い設備選びのためのチェックリスト
修理コストを最小限に抑えるためには、どのような基準で選ぶべきでしょうか。
- 汎用性があるか: 数十年後、同じ部品が手に入るかを確認してください。
- メンテナンスのしやすさ: 自分で簡単に掃除や交換ができる構造かを確認してください。
- メーカーの信頼性: 国内メーカーで、修理ネットワークが充実しているかを重視しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q:デザインとメンテナンス性のどちらを優先すべきですか?
A:毎日目に入る場所はデザインを優先しても良いですが、水回りや機械設備など「故障率が高い場所」は、メンテナンス性を第一に考えるのが鉄則です。
Q:将来の修理代を安く抑えるコツは何ですか?
A:新築時に「修理時にどうなるか」を施工会社に質問することです。「もしこれが壊れたら、どこから開けるのですか?」という質問ができると、担当者の見る目も変わります。
次にとるべき行動
- 施工会社への確認: 今検討している設備の「故障時の修理対応フロー」を住宅会社に聞いてみましょう。
- モデルハウスでのチェック: 見た目の良さだけでなく、各設備の「脱着のしやすさ」や「パーツの独立性」を直接触って確認してください。
- 長期プランの作成: 10年後、20年後に必要となるメンテナンス費用を予測し、資金計画に含めておきましょう。
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7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。


