5年経つと掃除が大変になる設備10選
家づくりでは「今の自分」だけでなく「数年後の自分」を想像することが大切です。ここでは、特に掃除が大変になりやすい10の設備とその理由を解説します。
1. 凹凸のあるタイル壁
リビングやキッチンにアクセントとして貼るタイルは高級感がありますが、凹凸の激しいものは要注意です。ホコリが溜まりやすく、油汚れや手垢が隙間に入り込むと、掃除機や拭き掃除だけでは限界がきます。
2. デザイン重視の洗面ボウル
平らな底や特殊な形状のボウルはオシャレですが、水が飛び散りやすく、隅に汚れが溜まりやすいのが難点です。ボウル自体が深いものや、水はけの良い設計のものを選ぶのが賢明です。
3. 造作家具のオープン棚
見せる収納として人気のオープン棚ですが、全ての物にホコリが積もります。こまめな拭き掃除が必要になるため、ズボラさんにはあまりおすすめできません。
4. 室内窓やガラスの間仕切り
開放感のある室内窓ですが、手垢やホコリが非常に目立ちます。特に高い位置や手の届きにくい場所にあると、掃除のたびに脚立が必要になり、次第に放置されがちです。
5. 広い玄関ポーチの土間
広い土間は趣味の空間として魅力的ですが、外の砂や泥が入りやすく、掃き掃除の範囲が広くなります。素材選び次第で汚れの落ちやすさが変わるため、掃除性を最優先に考えるべき箇所です。
6. ブラックカラーの水回り設備
高級感のある黒いシンクや蛇口。水垢(白いカルキ汚れ)が非常に目立ちます。毎日入念に拭き上げないと、すぐに白く汚れた印象になってしまいます。
7. 複雑なデザインの照明器具
おしゃれなペンダントライトや間接照明も、形状が複雑だとホコリ取りが困難です。天井付近の掃除は重労働になりやすいため、拭きやすいシンプルな形状か、高い位置に設置しない工夫が必要です。
8. 巾木(はばき)のデザイン
壁と床の境界にある巾木は、薄いものや凹凸があるものだとホコリの温床になります。できるだけフラットで、掃除機が当てやすいものを選びましょう。
9. 換気扇の複雑なファン
キッチンなどの換気扇は、フィルターだけでなく中のファンも定期的に洗う必要があります。最近では「10年間ファン掃除不要」のような製品も多いため、維持管理の楽なものを選びましょう。
10. 大理石調のフローリング
高級感がありますが、小さな髪の毛やホコリが目立ちます。毎日掃除機をかけないと部屋が散らかって見えるため、素材の色や柄選びは慎重に行うべきです。
掃除の手間を減らす選び方のポイント
「掃除を楽にする」ことは「手抜き」ではありません。「快適な暮らしを維持するための戦略」です。
- 素材の滑らかさをチェック:凹凸がないほど汚れは溜まりにくく、落としやすくなります。
- 機能性を最優先にする:見た目が気に入っていても、メンテナンス方法をメーカーに必ず確認しましょう。
- 家事導線に組み込む:掃除用具の置き場所をあらかじめ決めておくことで、ついで掃除がしやすくなります。
検討中の方が知っておくべきFAQ
Q. おしゃれさと掃除のしやすさは両立できますか?
可能です。例えば、黒いシンクでも「コーティング」を施すことで汚れを付きにくくしたり、タイル調の壁紙(クロス)を採用することで質感を模倣しつつメンテナンスを楽にする工夫ができます。
Q. 掃除が嫌いな人におすすめの設備はありますか?
「浮いている」設備は掃除が劇的に楽になります。壁付けのトイレや、フロートタイプの洗面台は床の掃除がスムーズに行えるため、特におすすめです。
次にとるべき行動
- 優先順位を決める:自分にとって「譲れないデザイン」と「掃除を楽にしたい場所」をリストアップしてください。
- モデルハウスで「掃除のしやすさ」を確認する:営業担当に「この設備は実際どうやって掃除するのか」を具体的に質問してみましょう。
- メンテナンス費用も含めて比較する:初期費用だけでなく、数年後の手入れにかかるコストや労力を考慮して検討を進めましょう。
関連トピック(元動画)

7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。


