2026.03.23
2026年版|新築で選ぶと後悔する設備50選!時代遅れにならないための家づくりガイド
これから家を建てる方にとって、2025年〜2026年は大きな転換期となります。省エネ基準の義務化や、異常気象への対応、そして共働き世帯の増加によるライフスタイルの変化により、「かつての当たり前」が「今の後悔」に変わりつつあるからです。
本記事では、2026年の基準で考えた際に「選ぶと時代遅れになりかねない設備」を50項目ピックアップし、その理由と対策を徹底解説します。
1. 【キッチン・水回り】掃除の負担と効率を優先する時代へ
かつては「多機能」が好まれた水回りですが、現在は「メンテナンス性」と「家事ラク」が最優先事項です。
キッチン周りの注意点
1. ガスコンロ(単体):高断熱住宅では上昇気流による油汚れの拡散が問題に。掃除のしやすさからIHが主流。
2. 深型ではない食洗機:調理器具まで入らないと結局手洗いが発生し、家事短縮になりません。
3. 海外製以外の小型食洗機:2026年には「1日分をまとめて洗う」スタイルが標準。フロントオープン式が人気。
4. 複雑な形状の蛇口:水垢が溜まりやすく、掃除のストレスに。
5. キッチンの吊戸棚:収納力は上がりますが、圧迫感と出し入れの不便さから敬遠されがち。
6. オープンすぎる棚:見せる収納はホコリ掃除が大変。
7. 床下収納(キッチン):段差が掃除の邪魔になり、出し入れの頻度も低い。
浴室・洗面・トイレの注意点
8. 浴室の鏡・棚・カウンター:水垢やカビの温床。マグネット収納で「浮かせる」のが今のトレンド。
9. 浴室乾燥機の物干し竿受け:使わない時に邪魔。
10. 従来のランドリーパイプ:強度が低く、大量の洗濯物に向かない。
11. 独立していない洗面台:脱衣所と洗面所が一緒だと、来客時や家族間のプライバシーに欠ける。
12. トイレのタンク付きタイプ:掃除のしにくさとデザイン性の低さ。
13. トイレの壁紙(凹凸あり):臭いや汚れが染み込みやすく、掃除が困難。
14. タイル床(冷たいタイプ):冬場のヒートショック対策が不可欠。
2. 【空調・断熱・エネルギー】「ZEH超え」が当たり前の基準に
2025年以降、省エネ基準はさらに厳格化されます。性能の低い設備は、家の資産価値を下げてしまいます。
断熱・窓のNG設備
15. アルミ樹脂複合サッシ:2026年では「オール樹脂サッシ」が標準。結露の原因になります。
16. ペアガラス(空気層):断熱性能不足。トリプルガラスやアルゴンガス入りが必須。
17. 引き違い窓の多用:気密性能が落ちやすく、防犯性も低い。
18. シャッター(手動):開け閉めが面倒で、結局使わなくなるケースが多い。電動を推奨。
空調・エネルギーのNG設備
19. 各部屋への壁掛けエアコン:全館空調や床下エアコンなど、家全体の温度を一定にするシステムが主流へ。
20. 過度な床暖房:高断熱住宅ならエアコン1台で十分。初期費用とメンテナンス代が高くつく。
21. V2H非対応の電気設備:電気自動車が普及する2026年以降、家と車をつなげないのはリスク。
22. 太陽光パネルの未設置:電気代高騰の中、載せない選択肢は経済的に不利。
23. 蓄電池の検討不足:災害対策としてセットで考えるのが標準。
3. 【内装・収納・電気】スマートホームと暮らしの動線
間取りや電気配線は、後から変更するのが最も難しい部分です。
収納と間取りのNG
24. 奥行きが深すぎるクローゼット:奥のものが取り出せず、デッドスペースに。
25. 多すぎる作り付け家具:ライフスタイルの変化(子供の自立など)に対応できない。
26. リビング学習用カウンター(狭い):PC作業やタブレット学習には不十分な広さ。
27. 寝室のテレビ配線:スマホ・タブレット視聴がメインとなり、固定テレビは不要な場合も。
28. 暗すぎる照明計画:ダウンライトのみだと、後から明るさを調整しにくい。
電気・ITのNG
29. 有線LANの未整備:Wi-Fiも進化していますが、書斎やゲーム部屋には安定した有線が必要。
30. 足りないコンセント:特にキッチン家電や掃除ロボット、充電エリアを想定しない配置。
31. アナログな玄関キー:スマートロック(電子錠)なしは不便。
32. 非スマートホーム化:照明やエアコンがスマホや音声で操作できない不便さ。
4. 【外装・外構】メンテナンスコストを左右する選択
「建てた後の維持費」を抑えることが、2026年以降の家づくりで最も重要視されます。
33. 高メンテナンスな外壁材:10年ごとに塗装が必要なサイディング。
34. 複雑な屋根形状:雨漏りのリスクが高まり、将来の修理費が増大。
35. 芝生(天然芝):手入れの時間が取れない共働き世帯には負担。
36. オープンすぎる外構:プライバシー確保ができず、カーテンを閉め切る生活に。
37. 照明のない玄関アプローチ:夜間の安全性と防犯性が低い。
38. 宅配ボックスなし:再配達の手間を省くため、必須設備。
5. 【失敗しないための考え方】なぜこれらが「時代遅れ」になるのか?
2026年に向けて、家づくりの価値観は以下のようにシフトしています。
- 「モノ」から「環境」へ:高級なキッチンを入れるより、家全体の温度が一定であること(高気密・高断熱)が重視されます。
- 「家事」から「時間」へ:自動化できる設備(ロボット掃除機、食洗機、乾燥機)への投資を惜しまないのが賢い選択です。
- 「初期費用」から「生涯コスト(LCC)」へ:安い設備を選んで光熱費や修理費がかさむのは、2026年以降の基準では失敗とみなされます。
FAQ:家づくりでよくある質問
Q. 全ての設備を最新にすると予算オーバーになります。優先順位は?
A. まずは「後から変えられない部分(断熱・窓・構造)」に予算を振ってください。キッチンや洗面などの住宅設備は10〜15年で交換時期が来ますが、断熱材やサッシのやり直しは大掛かりな工事になります。
Q. ガスコンロが好きですが、IHにすべきですか?
A. 料理へのこだわりがあればガスも選択肢ですが、2026年の基準では「高気密住宅」が前提です。ガスの燃焼には大量の換気が必要になり、冬場の暖房効率を下げてしまう点は理解しておく必要があります。
Q. スマートホーム設備は壊れやすいのでは?
A. 確かに通信規格の変更などはありますが、現在はSwitchBotなどの「後付け可能で安価なデバイス」も充実しています。最初から全てを組み込むのではなく、「電源コンセントの配置」や「ネット環境」を整えておくことが最も重要です。
次にとるべき行動
1. 優先順位の整理:今回の50項目の中で、自分たちが「絶対に譲れないもの」と「削れるもの」をリストアップしましょう。
2. 性能の確認:検討している住宅会社が、2025年以降の「新省エネ基準」や「ZEH基準」をどの程度クリアしているか、UA値やC値を質問してください。
3. ショールームでの実機確認:特に食洗機のサイズや、窓の操作感は実物を見ないと後悔しがちです。
後悔のない家づくりのために、最新のトレンドと「自分たちのライフスタイル」を照らし合わせ、納得のいく選択をしてください。
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7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。



