後悔してからでは遅い!絶対にケチってはいけない設備10選
新築時にコストを抑えることは大切ですが、工事が終わってからでは交換費用が数倍に膨れ上がったり、物理的に設置が不可能になったりする箇所があります。ここでは、特に優先順位を高く持つべき10の設備を解説します。
1. 断熱材・窓(断熱・気密性能)
建物が完成してから、壁の中の断熱材を変えることは事実上不可能です。窓の性能も同様です。断熱性能が低いと、夏は暑く冬は寒い家になり、結果として毎月の光熱費が跳ね上がります。家全体の快適性を左右する最重要項目です。
2. コンセントの数と位置
家具を置いた後に「コンセントが隠れて使えない」「延長コードが邪魔」となるのは家づくりのあるあるです。特にキッチン周辺、ベッドサイド、屋外の電源は多めに設置しましょう。後付けには壁の解体が必要となり、高額なリフォーム代がかかります。
3. 屋外の水栓(立水栓)
お湯が出る混合水栓にしておけばよかった、という後悔は非常に多いです。冬場の洗車や掃除の際、冷たい水ではなくお湯が出るだけでストレスは激減します。配管工事は家が建つ前でないと非常に困難です。
4. 24時間換気システムのグレード
空気の質は住み心地に直結します。安価な換気システムでは、冬場に冷たい外気がそのまま入ってきてしまい、部屋が冷え切ってしまいます。熱交換効率の高いものを選ぶことが、将来の健康と快適さにつながります。
5. 外壁材の耐久性
外壁は10〜15年ごとにメンテナンスが必要です。初期費用を抑えて安価な素材にすると、将来の塗り替え費用が高くつきます。メンテナンスコストを抑えるためには、耐久性の高い素材を最初から選ぶのが賢明です。
快適な生活を維持するための設備選びのポイント
6. ライティング計画(照明)
ダウンライトの配置や間接照明は、暮らしの雰囲気を作ります。後から増設しようとすると天井の補修や配線作業が必要で、予算が大きく膨らみます。ライフスタイルに合わせた照明計画を設計段階で詰めましょう。
7. 水回りの掃除のしやすさ
キッチンや浴室は「掃除のしやすさ」で選ぶべきです。コーティング加工や継ぎ目のないデザインなど、多少高くても手入れが楽なものを選べば、何十年もの間の「掃除の手間」というコストを削減できます。
8. 収納の内部造作
クローゼットやパントリーの中身は、単なる空間にしておくよりも、棚やハンガーパイプを最初から組み込んでおく方が圧倒的に使い勝手が良いです。後からDIYで棚を作ろうとしても、強度の面で不安が残ります。
9. 階段の形状と幅
一度決めた階段の場所や幅は、一生変更できません。将来、手すりが必要になった際や、大型家具の搬入を考え、余裕のある設計を意識しましょう。
10. インターネット配線(LANケーブル)
Wi-Fiに頼りきりになるのではなく、重要な場所(リビングや書斎)にはLANケーブルを直結できる配線を通しておきましょう。安定した通信環境は、今の時代の生活インフラです。
FAQ:よくある疑問にお答えします
Q. 予算が厳しい場合、どこから削るのが正解ですか?
壁紙のグレードや、後から買い替え可能な照明器具、インテリア性の高い装飾材などで調整することをおすすめします。構造や断熱性能に関わる部分は決して削らないでください。
Q. 何でも高性能にすべきですか?
全てを最高グレードにする必要はありません。自分たちのライフスタイルにとって「毎日使うもの」や「壊れると生活に支障が出るもの」を優先し、それ以外は標準品で済ませるというメリハリが重要です。
次にとるべき行動
- **優先順位リストを作成する**:家族で「絶対に譲れないこと」と「妥協できること」を書き出し、共通認識を持ちましょう。
- **ハウスメーカーのモデルハウスで確認する**:断熱材の種類や窓のグレードなど、見えない部分の仕様を具体的に質問してみてください。
- **予算のシミュレーションを行う**:月々のローン返済だけでなく、20年先までのメンテナンス費用を含めた「生涯コスト」で検討しましょう。
関連トピック(元動画)

7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。


