2025年以降の家づくりで「避けるべき」間取りとは
かつては「憧れ」とされていた間取りも、断熱性能の向上やライフスタイルの変化により、今では「デメリットの方が多い」とされるものが増えています。ここでは、なぜそれらの間取りが時代に合わなくなっているのか、理由とともに紐解いていきます。
時代に取り残される!やってはいけない間取り5選
1. 玄関入ってすぐの「吹き抜け」
玄関の開放感は魅力的ですが、家の中心や玄関口に大きな吹き抜けを設けると、冷暖房効率が著しく低下します。特に冬場は暖かい空気がすべて上に逃げてしまい、足元が冷え込む原因に。2025年の基準では「高気密・高断熱」が当たり前だからこそ、空間を適度に区切り、熱を逃がさない設計が賢い選択です。
2. 「ただ広いだけ」のリビング
家族が集まるリビングは広ければ良いというものではありません。広すぎるリビングは冷暖房のランニングコストを圧迫し、掃除の手間も増大させます。また、家具の配置が定まらず、結局デッドスペースになりがちです。畳数ではなく「居心地」や「動線」を重視した、適度なサイズ感を意識しましょう。
3. キッチン横並びのダイニング配置
配膳が楽だと人気の「キッチン横並び」ですが、ダイニングテーブルの配置によっては、通路が狭くなり、リビングへのアクセスが悪くなるケースがあります。特に回遊性を失った横並びキッチンは、家族がすれ違う際にストレスを感じる原因になります。キッチンとダイニングの距離感は、実際の生活動線をシミュレーションすることが不可欠です。
4. 収納が「分散」しすぎている間取り
適材適所の収納は重要ですが、細かく分散しすぎるとどこに何を置いたか把握できなくなります。特にファミリークローゼットを設けず、各部屋に小さな収納を散らばらせる設計は、衣替えや洗濯物の片付けの効率を下げます。家事ラクを目指すなら、大きな収納を効率的な場所にまとめるのが現代のスタンダードです。
5. 窓が多すぎる・大きすぎる設計
南面に大きな窓をたくさん作れば明るい家になる……というのは一昔前の考え方です。現代の家づくりでは「パッシブデザイン」が重要。夏場は直射日光を遮り、冬場は取り込む計算が必要です。ただ窓を大きくするだけでは、夏場は室温が上がりすぎ、カーテンを閉め切る羽目になります。性能に基づいた適切な窓配置を検討しましょう。
FAQ:間取りに関するよくある疑問
Q. 吹き抜けは絶対に避けるべきですか?
A. 全くダメというわけではありません。全館空調システムを取り入れるなど、熱環境をコントロールできる設備とセットであれば問題ありません。住宅の性能とセットで検討することが成功の鍵です。
Q. 広いリビングが欲しい場合はどうすればいい?
A. 空間に高低差をつけたり、視線の抜けを作ることで、実際の畳数よりも広く感じさせる工夫が可能です。面積を増やす前に、まずは設計士に「広く見せる工夫」を相談してみましょう。
次にとるべき行動
間取りで失敗しないためには、カタログやネット上の事例を鵜呑みにせず、以下のステップを踏んでください。
- 優先順位を明確にする: 「見栄え」よりも「家事動線」と「維持コスト」を優先項目に置く。
- モデルハウスで「空気感」を体感する: 窓の大きさや吹き抜けの有無による温度差を、実際の現場で体感してください。
- プロにライフプランを相談する: 松阪・津・伊勢エリアで地域密着型の設計士に、土地の条件(日当たりや風通し)を考慮した提案を依頼しましょう。
後悔のない家づくりは、正しい情報を知ることから始まります。まずは今のライフスタイルを整理し、自分たちにとって本当に必要な間取りを見極めましょう。
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7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。


