33坪を最大限に広く見せる「吹き抜け」の魔法
多くの家づくり検討者が憧れる「吹き抜け」ですが、単に高い天井を作るだけでは十分ではありません。33坪という限られた面積を広く見せるためには、視線の抜けと光の取り込み方が鍵となります。
開放感を生むリビング設計
リビング階段とセットで吹き抜けを配置することで、家全体に一体感が生まれます。壁で区切らずに空間を繋げることで、実際の面積以上の広がりを感じさせることが可能です。また、高窓を設けることで、一日を通して自然光がリビングの奥まで届き、閉塞感のない明るい団らんの場を作り出しています。
階段下のデッドスペース活用
吹き抜けの下に配置されることが多い階段下の空間も、見逃せません。この事例では、階段下のスペースを収納として活用するだけでなく、視覚的なノイズを減らす設計にすることで、リビングの広さを強調する工夫が施されています。
こだわり満載!キッチンを広く使う「23cm」の工夫
キッチンは家づくりにおいて最も重要視される場所の一つですが、冷蔵庫やカップボードの配置で通路が狭くなってしまうことは避けたい問題です。
なぜ「23cm」が重要なのか
本事例では、キッチンに広々とした作業スペースを確保するため、冷蔵庫周りのわずかな隙間に着目しました。わずか23cmという小さなスペースであっても、動線計画に含めることで、食材のストックや掃除用具の収納など、工夫次第で機能的な「隙間活用」が可能です。この「0.1ミリまでこだわる姿勢」こそが、暮らしの質を大きく左右します。
回遊性を高めるキッチンレイアウト
対面式のキッチンであっても、行き止まりを作らない「回遊性」を持たせることで、忙しい家事の最中でも家族とぶつかるストレスがなくなります。冷蔵庫へのアクセスと、リビングへの行き来をスムーズにすることが、家事を楽にする最大の秘訣です。
家づくりの後悔を防ぐためのチェックポイント
間取りを決定する前に、以下の3つのポイントを再確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q:33坪で吹き抜けを作ると、冷暖房効率は悪くなりませんか?
A:高い断熱性能と気密性能を確保した上で、シーリングファンを設置したり、全館空調を取り入れることで、温度差を最小限に抑えることが可能です。設計段階で断熱等級を確認しましょう。
Q:冷蔵庫周りの隙間はどうやって活用するのがおすすめですか?
A:隙間用のスライド収納を活用すると、調味料やペットボトルなどを効率よく隠すことができます。また、あえて「何も置かない」ことで、掃除のしやすさを確保するのも一つの正解です。
次にとるべき行動
- 優先順位の明確化:自分が「広さ」を優先したいのか、「収納量」を優先したいのかを家族で書き出してみましょう。
- モデルハウスでの体験:今回紹介したような「30坪前後の吹き抜け物件」を実際に体感し、空間の広さを五感で確認してください。
- 施工会社との対話:気になる工夫があれば、相談時に「冷蔵庫周りの動線や、吹き抜けの採光についてどう考えていますか?」と具体的に質問してみましょう。提案力の高い会社であれば、必ず納得のいく回答が返ってくるはずです。
関連トピック(元動画)

7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。


