2025.02.18
【注文住宅】太陽光発電のメリット、デメリットを創業157年の家づくりプロが徹底比較します

太陽光発電のメリット、デメリットを創業157年の家づくりプロが徹底比較します
📌 1. パワーコンディショナーの選び方が重要
パワーコンディショナーとは?

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直流電気(太陽光発電)を家庭用の交流電気に変換する装置。
種類と特徴:
- 単機能型: 太陽光発電専用。後から蓄電池を追加する場合は別途コンディショナーが必要。
- ハイブリッド型: 太陽光と蓄電池を同時に制御できる。後から蓄電池を追加しても二重の機器が不要で電気ロスが少ない。
ポイント:
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将来、電気自動車や蓄電池を考えているなら、最初からハイブリッド型を選ぶべき。
📌 2. 蓄電池選びのポイント
- 災害時の備え: 太陽光発電だけでは停電時に電気が使えないため、蓄電池が重要。
蓄電池の種類:

- 単機能型: 停電時に手動で切り替えが必要。
- ハイブリッド型: 停電時も自動切替で太陽光からの電気を使用可能。
- トライブリッド型(最新型):
- 電気自動車(EV)と直接連携可能。
- 災害時にEVの電気を家庭用電力として利用できる。
📌 3. 施工方法と屋根素材の重要性
施工方法:
- 従来は屋根に穴を開けて設置するが、長期的には雨漏りなどのリスクあり。
- 専用の取り付け部材(挟み込みタイプなど)を使用する施工会社を選ぶことが大事。
屋根素材の選択:
- カラーベストなどは経年劣化で再塗装が必要(10~15年後に30~40万円の費用が発生する可能性)。
- 将来的な維持費を考慮して屋根素材を選ぶべき。
📌 4. アフターメンテナンスの重要性

太陽光発電は設置後の定期的な点検が重要:
- パワーコンディショナーの劣化や発電効率の低下を早期発見するため。
- 優良な工務店は定期訪問や発電状況のモニタリングを実施してくれる。
工務店の選び方:
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太陽光発電の施工実績が豊富で、アフターメンテナンスに力を入れているかを確認すること。
📌 まとめ:後悔しないための太陽光発電選び

✅ 将来を見据えて選ぶ: 価格や性能だけでなく、電気自動車や蓄電池との連携を考慮する。
✅ 施工・屋根素材を考慮: 将来的な維持費やトラブルを防ぐために、施工法や屋根の選択も重要。
✅ 定期メンテナンス: 豆なアフターケアがある施工会社を選ぶ。
💡 「安さだけで選ばず、将来まで考えて選ぶことが最大のポイントです。」 – 北山社長

北山建築編集部
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