住宅設備選びで失敗しないための「引き算」の考え方
家づくりにおいて、すべての最新設備を詰め込むのは予算的にもメンテナンス的にも現実的ではありません。大切なのは、あなたのライフスタイルに本当に必要なものだけを選び抜く「引き算の視点」です。ここでは、多くの人が導入を迷う29の設備について、プロの視点から選別の基準を紐解きます。
もう不要?時代遅れになりつつある設備5選
時代とともに暮らし方は大きく変わりました。以前は「あって当たり前」とされたものも、今ではライフスタイルに合わなくなっているケースが増えています。
1. 24時間換気システムの「給気口」は要注意
壁付けの給気口は、外気の冷たさや音、汚れを直接取り込んでしまうため、掃除の手間もかかります。最近では全熱交換型の換気システムを採用し、壁付け給気口を減らすのが主流になりつつあります。
2. 飾り棚やニッチの多用
ホコリが溜まりやすく、掃除の手間がかかる飾り棚は、意外とライフスタイルの変化に対応しにくいものです。必要な時に可動棚を設置する方が、長期的には使い勝手が良いでしょう。
3. キッチンの「吊り戸棚」
以前は収納力重視で吊り戸棚を設けていましたが、現在はオープンキッチンが主流となり、圧迫感の出る吊り戸棚は避ける傾向にあります。視界を遮らない「背面収納」を充実させる方が、今の時代のトレンドです。
4. 複雑な操作が必要な多機能設備
多機能な設備は、故障した際の修理費が高額になりがちです。シンプルで直感的に使えるものの方が、長く愛用できるという側面があります。
5. デザイン重視の洗面台
タイル仕上げの造作洗面台などは確かにオシャレですが、水はねによる掃除のしやすさを考えると、ボウル一体型の洗面台の方が実用性は圧倒的に高いです。
まだまだ現役!長く愛用できる「必須級」設備
流行に流されず、住まいの質を高めてくれる設備も存在します。これらはコストをかけても導入する価値があるものです。
1. 深型食洗機は「時短」の救世主
海外製のような大容量の深型食洗機は、単なる贅沢ではなく、毎日の家事時間を劇的に短縮する投資です。一度使うと手放せないという声が後を絶ちません。
2. 人感センサー付き照明
廊下や玄関、トイレなどでの照明スイッチを探す手間をなくすセンサーライトは、今や快適な住まいには欠かせない標準設備です。
3. 高断熱・高気密を支える窓
三重の冬や夏を快適に過ごすために、窓の性能には予算をかけるべきです。樹脂サッシやトリプルガラスは、空調効率を上げ、光熱費の削減にも直結します。
住宅設備に関するFAQ
Q1. 予算を削るならどこから手を付けるべきですか?
A. 外観の装飾や、メンテナンスに手間がかかる「見せる収納」から見直すのがおすすめです。生活の質に直接影響する「断熱」や「水回り」は削らないのが鉄則です。
Q2. 流行のデザインと機能性、どちらを優先すべき?
A. 設備は「交換のしやすさ」と「掃除のしやすさ」が重要です。一生使うつもりではなく、10年〜20年後のメンテナンスを見据えて選びましょう。
次にとるべき行動:失敗しないための見学ポイント
家づくりを成功させるためには、カタログのスペックだけを見るのではなく、実際にモデルハウスや完成見学会で「掃除がしやすそうか」「実際に使う動作が自然か」を体験することが不可欠です。
- 優先順位リストを作成する: 夫婦で「絶対に譲れない設備」を5つずつ出し合う。
- モデルハウスで「掃除のしやすさ」を確認: 見た目の良さだけでなく、拭き取りやすさや隙間の多さをチェックする。
- プロに見積もりを依頼する: メンテナンスコストを含めた長期的な費用を算出してもらう。
松阪・津・伊勢エリアの信頼できる施工会社に、これらの視点から相談してみることで、流行に流されない「納得の家づくり」への第一歩が踏み出せます。
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7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。


