2026.07.05

【引っ越し前が一番危ない】新築で見逃しやすい不備7選|床キズ・水漏れ・下地なしで自腹修理を防ぐ確認方法を工務店社長が紹介

引っ越し前に必ず確認すべき!新築の不備7選

新築住宅の引き渡し前に行う検査は、いわば最後の砦です。以下の7つのポイントは、プロでも見落としがちな部分ですので、特に注意深くチェックしてください。

1. 床の傷・凹みとフローリングの鳴り

まずは床面です。壁際や家具を置く場所だけでなく、歩いた時の感触も重要です。「床鳴り」は、下地の施工不備や、床材の固定不足が原因であることがほとんどです。また、引き渡し後の床傷は、原因の特定が極めて難しいため、必ず鍵を受け取る前に徹底的に目視確認を行いましょう。

2. 水漏れと排水のチェック

キッチン、洗面、トイレの排水管は、実際に水を流して確認することが不可欠です。特にシンク下の収納を開けて、排水管の接続部からじわじわと水が漏れていないかを確認してください。また、排水がスムーズに流れるか、コポコポと異音がしないかもチェックしましょう。

3. 壁紙(クロス)の剥がれと汚れ

壁紙は、乾燥による収縮や施工時の糊残りが原因で不具合が出やすい場所です。特に建具(ドアなど)の角や、コンセント周りの仕上げを注意深く見てください。少しの浮きであっても、放っておくとそこから剥がれが広がる可能性があります。

4. 下地の有無(棚や手すりの設置予定場所)

将来的に壁掛けテレビや棚を取り付ける予定がある場所は、必ず事前に決めておき、「下地」が入っているかを確認しましょう。図面上では入っているはずでも、現場では位置がずれているケースもあります。下地チェッカーなどを使って、図面通りの場所に補強が入っているかを確認してください。

5. コンセントと照明スイッチの作動確認

すべてのコンセントに検電器を差し込み、通電しているか確認します。また、照明スイッチを押して、意図した場所が正しく点灯するか、スイッチのプレートが浮いていないかも確認しましょう。

6. 建具(ドア・窓)の開閉と鍵の動作

ドアや窓がスムーズに開閉できるか、閉めた時に隙間がないかを確認します。特に鍵の施錠がスムーズに行えるかは、防犯上極めて重要です。引っかかりがある場合は、蝶番の調整や建て付けの調整が必要です。

7. 外構の仕上がりと泥跳ね防止

家の外周も忘れずにチェックしてください。基礎にヒビはないか、外構の土が雨で跳ね返りそうな場所はないかなど、外回りも一通り歩いて確認しましょう。


失敗しない内覧会・チェックのための心構え

内覧会は、お祝いの場ではなく「最終確認の場」と割り切りましょう。以下のツールを持参するとスムーズです。

  • スマートフォンのカメラ(傷や不備の証拠として撮影)
  • メジャー(図面との照合)
  • 下地チェッカー(下地の有無を確認)
  • マスキングテープ(不備があった場所に貼る)

また、不具合を見つけた際は、その場で担当者に伝え、修正後の期限を明確に決めておくことが大切です。

新築の不備に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 小さな傷は指摘しても良いのでしょうか?

はい、もちろんです。引き渡し後に指摘しても「生活の中でついた傷」と判断される可能性があるため、小さなことでも気になったら指摘して記録を残しましょう。

Q2. 不備を見つけた際、誰に伝えるのが正解ですか?

現場監督や担当の工務店スタッフに直接伝えましょう。その際、口頭だけでなく、写真と一緒にメールなどで残しておくと、言った・言わないのトラブルを防げます。

Q3. 業者を呼んでホームインスペクションをすべきですか?

不安な場合は非常に有効です。第三者の専門家が客観的にチェックしてくれるため、見落としを限りなくゼロに近づけることができます。予算が許すなら検討する価値は十分にあります。

次にとるべき行動

  1. チェックリストの作成:この記事の7項目をベースに、自分の家用にチェックリストをカスタマイズする。
  2. 日程調整:内覧会の日程がまだの方は、明るい日中に確認できるよう調整する。
  3. 担当者との共有:引き渡し当日に慌てないよう、チェックの進め方について事前に工務店へ相談しておく。

一生に一度の家づくり、最後の最後で後悔しないよう、丁寧な確認を行い、最高の新生活を迎えてください。

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7代目社長の後悔しない家づくりch

数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!

北山裕史のプロフィール

1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。

その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。

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