2026.02.23
【2026年新築】プロが警告!絶対避けたい設備50選と後悔しないための対策ガイド
「せっかくの注文住宅、設備選びで失敗したくない」
「流行りの設備を入れたけれど、数年後に後悔するのは嫌だ」
2026年に新築を検討しているあなたにとって、設備の選択は家の快適性と資産価値を左右する重大な決断です。しかし、SNSで人気の設備が必ずしも正解とは限りません。中にはメンテナンスが困難だったり、すぐに時代遅れになってしまったりするものも存在します。
本記事では、創業158年の実績を持つ「7代目社長」が解説するYouTube動画『2026年に絶対避けたい設備50選』をもとに、プロの視点から**「選ぶと後悔しやすい設備」とその「具体的な対策」**を徹底解説します。
1. キッチン周り:見た目よりも「掃除のしやすさ」と「実用性」
キッチンは毎日使う場所だからこそ、デザイン性だけでなくメンテナンス性が重要です。
避けるべき設備と理由
アイランドキッチン: 油跳ねや匂いが部屋中に広がりやすい。手元が丸見えで生活感が出やすい。
対策: 腰壁を作る、ガラスパネルを設置する、強力なレンジフードを選ぶ。
小型・低グレードの食洗機: 容量不足で結局手洗いが必要になる。
対策: 最初から深型(ディープタイプ)や高性能な海外製を選ぶ。
安価なフィルター式レンジフード: 吸い込みが悪く、掃除が大変。
対策: 整流板付きや自動洗浄機能付きなど、清掃性の高いものを選ぶ。
浄水器一体型水栓: カートリッジ交換コスト(ランニングコスト)が高い。
対策: アンダーシンク型や据え置き型を検討する。
傷・着色に弱い人工大理石: カレーやコーヒーのシミ、鍋の傷がつきやすい。
対策: ステンレスを選ぶか、汚れが目立ちにくい色を選ぶ。
タイル貼りのキッチンカウンター: 目地(コーキング)に油やカビが入り込み掃除が困難。
対策: ワークトップは継ぎ目のない一枚物(ステンレス、人造大理石など)にする。
昇降式ダウンウォール: 重いものを入れると上げ下げが負担になり、使わなくなる。
対策: パントリーや腰高の収納を充実させる。
ディスポーザー: 自治体により設置不可の場合があり、配管詰まりや匂いのリスクがある。
対策: 屋外用の生ゴミ処理機(コンポストなど)を利用する。
手元灯のない照明計画: おしゃれだが薄暗く、包丁作業などで危険。
対策: 必ず手元を照らすダウンライト等を設置する。
ガラス天板ガスコンロ(安価なもの): 重い鍋を落とすと割れるリスクがある。
対策: 信頼できるメーカー(パナソニック、タカラスタンダードなど)の高耐久モデルを選ぶ。
オープン棚だらけの背面収納: 油と埃が混ざった汚れが付着しやすく、掃除が激務になる。
対策: 「見せる収納」は一部に留め、基本は扉付き収納にする。
2. 浴室・洗面・トイレ:故障リスクと「見えない汚れ」に注意
水回りは湿気と汚れの戦場です。複雑な機能は故障の原因になり得ます。
避けるべき設備と理由
浴室テレビ: 配線工事が必要で、故障時の交換費用が高額になりやすい。
対策: 防水タブレットやスマホ(防水ケース入り)で代用する。
ジェットバス・泡風呂: 配管内部に汚れや垢が溜まりやすく、掃除を怠るとカビの温床になる。
対策: メンテナンス契約や保証期間を事前にしっかり確認する。
浴室乾燥機への過度な依存: 乾燥に時間がかかり電気代が高騰する。フィルター掃除も面倒。
対策: ランドリールーム(室内干しスペース)やサーキュレーターを活用する。
1216サイズ(最小)のユニットバス: 子供との入浴や将来の介護に狭すぎる。
対策: 脱衣所を削ってでも1616サイズ以上を確保する。
浅型のデザイン洗面ボウル: 水跳ねが激しく、周囲の掃除が大変。
対策: 深型のボウルやハイバックタイプ(水栓が壁付け)を選ぶ。
収納力の低い洗面台: 賃貸のような仕様で物が溢れる。
対策: 引き出しタイプを選び、リネン庫や可動棚を設ける。
多機能すぎるタンクレストイレ: 機能が多いほど故障リスクが増え、修理費が高額になる。
対策: 必要な機能(ウォシュレット等)に絞った中級グレードを選ぶ。
トイレ内の独立手洗い器(狭小の場合): トイレが狭くなり、センサー誤作動のリスクもある。
対策: タンク上の手洗い付きトイレを選ぶ。
トイレ床のフローリング仕上げ: アンモニア(尿)による変色・黒ずみが発生しやすく、補修が困難。
対策: クッションフロアやフロアタイルなど耐水性のある床材を選ぶ。
浴室の過剰な鏡・棚: 鱗状痕(水垢)やカビの掃除箇所が増えるだけ。
対策: マグネット収納を活用し、備え付けは最小限にする。
2ボウル洗面台: 同時に使う頻度が低く、スペースを圧迫する。
対策: ボウルは1つにし、カウンターを広く取って作業スペース(メイク、アイロン等)にする。
3. 空調・断熱・窓:イニシャルコストより「快適性」と「燃費」
家の性能(断熱・気密)が低い状態で設備に頼ると、光熱費が無駄にかかります。
避けるべき設備と理由
全面床暖房: 故障時の床剥がし工事が大変で、ランニングコストも高い。
対策: 高気密高断熱住宅にし、エアコン中心の空調にする。
天井埋込24時間換気: フィルター掃除が高所で危険・面倒。
対策: 手の届く壁付けタイプやメンテナンス容易な機種を選ぶ。
容量不足のエアコン: 常にフル稼働状態になり、効きが悪く電気代も高い。
対策: 建物の断熱性能を上げ、適切な畳数のエアコンを選ぶ。
アルミ単板サッシ: 断熱性が皆無で結露の元凶。論外の選択。
対策: 最低でもアルミ樹脂複合ペアガラス、できれば樹脂サッシを選ぶ。
断熱性能の低い玄関ドア: 玄関の寒さが家全体に伝わり、結露の原因になる。
対策: 最低でも断熱性能「K2」以上のドアを選ぶ。
吹き抜け+スリット階段(対策なし): 暖気・音・匂いが筒抜けになり、1階が寒くなる。
対策: 建具で仕切れる計画にするか、家の基本断熱性能を極限まで高める。
全館空調(小屋裏/床下エアコンのみ)への過信: 部屋ごとの温度ムラができやすく、調整が難しい。
対策: 補助エアコンやサーキュレーターの併用を想定し、空調計画をプロと詰める。
遮熱を無視した大開口窓: 夏の直射日光で室温が上昇し、冬は熱が逃げる。
対策: パッシブデザイン(庇、アウターシェード)を取り入れ、高性能ガラスを採用する。
4. 電気・配線・スマートホーム:技術の進化と「生活動線」の乖離
最新ガジェットは魅力的ですが、家の寿命より早く陳腐化します。
避けるべき設備と理由
最低限のコンセント計画: タコ足配線だらけになり、見た目も悪く危険。
対策: 家具・家電の配置を図面に書き込み、必要な場所に十分な数を設置する。
Wi-Fi・LAN配線計画なし: 後から露出配線になり、美観を損なう。
対策: ルーター置き場(情報分電盤)と各部屋へのLAN配管を事前に計画する。
人感センサー照明の多用: 静止中(歯磨き等)に消灯してストレスになる。
対策: 玄関や廊下など「通過する場所」に限定する。
リビング全面調色ライト: 色を変える頻度は低く、器具代が高い。
対策: メイン照明とダウンライトを使い分け、調色は一部に留める。
間接照明だらけ: 雰囲気は良いが、作業には暗すぎてストレスになることも。
対策: ベースライト(シーリング等)を確保した上で、演出として取り入れる。
シミュレーション不足の太陽光パネル: 売電価格低下や屋根形状により、元が取れない場合がある。
対策: 発電量と収支を厳密に計算し、将来のメンテナンス費も考慮する。
全室ダウンライト: 模様替えで家具の位置が変わると、照明位置がズレて暗くなる。
対策: 将来の可変性を考慮し、シーリングライトやペンダントライトも組み合わせる。
過度なスマートホーム化: アプリの更新終了や故障時に操作不能になるリスク。
対策: 「毎日使う機能」に絞り、アナログスイッチも併設する。
スマホ操作前提のスイッチ: スマホが手元にないと電気がつけられない本末転倒な事態に。
対策: 壁スイッチは必ず設置し、スマホはあくまで補助とする。
外構照明をソーラーライトのみにする: 天候により点灯せず、防犯性が低い。
対策: アプローチや玄関など重要な場所は有線(電気工事)の照明にする。
5. 内装・収納:可変性と「掃除リスク」
避けるべき設備と理由
固定棚のみのクローゼット: ライフスタイルの変化に対応できずデッドスペースが生まれる。
対策: 高さを変えられる「可動棚」にする。
掘りごたつ: 床下の断熱施工が難しく、そこから冷気が入りやすい。
対策: どうしても採用する場合は、気密・断熱施工を徹底的に管理する。
壁一面の高額タイル(エコカラット等): 費用対効果が薄く、調湿効果も体感しにくい場合がある。
対策: テレビ裏や玄関など、フォーカルポイント(見せ場)に限定して採用する。
下レールタイプの引き戸: レールの溝にゴミが溜まり掃除が大変。つまづく原因にもなる。
対策: 上吊りタイプの引き戸を採用する。
ハイドア(天井高のドア): 木製の場合、反りやすく開閉不良の原因になる。
対策: 反りにくいメーカー(パナソニック、LIXILなど)を選び、採用箇所を絞る。
アクセントクロスだらけ: 落ち着かない空間になり、飽きた時の張り替えコストがかかる。
対策: 玄関、リビング、主寝室の一部など、数カ所に厳選する。
6. 外構・エクステリア:維持管理の負担を減らす
避けるべき設備と理由
使用目的のないバルコニー: 洗濯物を部屋干しにする家庭が増え、単なる「掃除が必要な雨ざらしスペース」になりがち。
対策: 室内干し(ランドリールーム)を充実させ、バルコニーは無くすか最小限にする。
天然木のウッドデッキ: 塗装メンテナンスが必要で、腐食やササクレで怪我のリスクがある。
対策: 耐久性の高い樹脂製(人工木)やハードウッドを選ぶ。
全窓シャッター: 開閉が重労働で結局使わなくなる。コストも高い。
対策: 防犯ガラスを採用し、シャッターは必要な場所(台風対策等)に限定する。
駐車場をほぼ砂利敷きにする: 雨の日にぬかるみ、車で踏み固められて補充が必要になる。
対策: コンクリート舗装にするか、一部のみ砂利・芝生にするなどバランスを考える。
よくある質問 (FAQ)
Q1. キッチンで一番後悔しやすいポイントは?
- 「掃除のしにくさ」です。特におしゃれさを優先したタイル貼りやオープン棚、機能過多なアイランドキッチンは、日々の油汚れ掃除が大きな負担となり後悔につながりやすい傾向があります。
Q2. 2026年のトレンドよりも重視すべきことは?
- **「断熱・気密性能」と「メンテナンス性」**です。設備は交換可能ですが、家の箱自体の性能は後から変えられません。また、IoTなどのハイテク設備は陳腐化が早いため、過度な導入は避け、シンプルで高耐久なものを選ぶのが賢明です。
Q3. トイレや浴室は高機能な方が良いのでは?
- 必ずしもそうではありません。多機能な製品(全自動トイレやジェットバス)は故障リスクが高く、修理費用も高額になります。10年、20年後のランニングコストを考えると、中級グレードの信頼できる製品が最もコストパフォーマンスに優れています。
まとめ:流行に流されず「生活の質」で選ぼう
2026年の家づくりにおいて重要なのは、「SNS映え」や「最新機能」よりも、**「10年後も快適に使えるか」「掃除やメンテナンスが楽か」**という視点です。
動画内でも語られている通り、予算には限りがあります。全ての希望を叶えるのではなく、自分たちのライフスタイルに合わせて「やめる勇気」を持つことが、後悔しない家への近道です。
参考動画:

7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。



