2026.02.23
2026年版:新築で後悔しないための「避けるべき設備50選」徹底解説
「せっかく注文住宅を建てるなら、SNSで人気の設備を全部取り入れたい!」
そう考えていませんか?しかし、2026年の家づくりにおいて、かつての「定番」や「憧れ」が、実は「後悔の種」や「時代遅れ」になっているケースが増えています。
本記事では、創業158年の実績を持つ専門家の知見を凝縮し、最新のトレンドと実用性の観点から**「2026年に新築で避けるべき、あるいは慎重に選ぶべき設備50選」**をカテゴリー別に徹底解説します。
家づくりを検討している人が、30年後も「この家にしてよかった」と思えるためのバイブルとしてご活用ください。
1. キッチン周りで慎重に選ぶべき設備(11選)
キッチンは家の中で最もコストがかかり、かつ使い勝手が満足度に直結する場所です。
アイランドキッチン
開放感は抜群ですが、油ハネやニオイの拡散、収納不足に悩む人が続出しています。
対策: 腰壁を設けて手元を隠す、高性能なレンジフードを設置する、十分なパントリーを確保するなどの工夫が必要です。
小型・低グレードのビルトイン食洗機
「容量不足で結局手洗いしている」「乾燥が弱くて二度手間」という声が多い設備です。
対策: 海外製などの深型(大容量)タイプや、洗浄力の高いモデルを最初から選ぶのが賢明です。
安価なフィルター式レンジフード
吸い込みが弱いと、壁や天井が油でベタベタになります。
対策: 自動洗浄機能付きや、整流板付きの高機能モデルを選び、掃除の負担を減らしましょう。
その他キッチンで注意すべき点
- 浄水器一体型水栓: カートリッジのランニングコストが10年スパンで見ると高額になりがちです。
- 人工大理石(熱や傷に弱いタイプ): カレーの色移りや熱い鍋による変色に注意。
- タイル張りカウンター: 目地の掃除が非常に大変です。1枚板のステンレスやメラミンが推奨されます。
- 昇降式のダウンウォール: 故障リスクが高く、高齢になると操作が負担になります。
- ディスポーザー: 地域によって設置不可な場合があり、維持管理や詰まりのリスクも伴います。
- 手元のない照明: デザイン優先で暗すぎると、包丁作業が危険です。必ず手元灯を。
- ガラス天板の安価なガスコンロ: 鍋を落とした際の破損リスクがあります。信頼できるメーカー選びを。
- オープン棚だらけの背面収納: 埃と油汚れが混ざり、掃除の難易度が跳ね上がります。
2. 浴室・洗面・トイレで後悔しやすい設備(11選)
水回りはメンテナンス性と故障時の修理コストを最優先に考えるべきエリアです。
浴室テレビ
スマホやタブレットの普及により、固定式のテレビは「入れ替えコストが高すぎる負債」になりつつあります。
対策: 防水ケースに入れたスマホや、ポータブルタブレットで代用するのが現代流です。
浴室換気乾燥機への全依存
標準グレードでは乾燥に時間がかかり、電気代が高騰します。
対策: サーキュレーターの併用や、独立したランドリールーム(室内干しスペース)の確保が2026年のスタンダードです。
多機能すぎるハイグレード・タンクレストイレ
「蓋が開くと音楽が鳴る」などの過剰な機能は、故障時の修理費を跳ね上げます。
対策: 中級グレードで必要な機能を厳選し、修理のしやすさを優先しましょう。
その他水回りで注意すべき点
- ジェットバス: 配管内の汚れ(皮脂・赤)の掃除が極めて困難で、カビの原因になります。
- 最小サイズのユニットバス(1216サイズ): 子供との入浴や将来の介護に不向きです。
- 浅型のデザイン洗面ボール: 水ハネが激しく、周囲の掃除がストレスになります。
- 収納力の低い洗面台: 「開き扉」より「引き出しタイプ」の方が圧倒的に使いやすいです。
- トイレ内の自動水栓手洗い器: 狭いトイレでは圧迫感になり、センサーの故障リスクもあります。
- トイレ床のフローリング: 尿ハネによるアンモニアで変色・腐食しやすいため、クッションフロアやタイルが推奨されます。
- 鏡・棚のテンコ盛り: 水垢掃除の箇所を増やすだけです。マグネット収納で最小限にするのがトレンド。
- 2ボール洗面台: 実際に同時に使う時間は短く、掃除の手間が2倍になります。カウンターを広く取る方が実用的です。
3. 空調・換気・断熱の失敗例(8選)
2026年の新築住宅において「断熱性能」を軽視することは、資産価値を下げることと同義です。
アルミ樹脂複合サッシ(単板ガラス等)
2026年において、アルミ単板ガラスは論外です。最低でも樹脂サッシや高性能な複層ガラスを選ばないと、夏は暑く冬は結露に悩まされます。
全面床暖房
初期費用と故障時の修理費(床を剥がす大工事)がリスクです。
対策: 高気密・高断熱(断熱等級6以上推奨)の家なら、エアコン1台で十分暖かくなります。
吹き抜け+スリット階段の無策な導入
冷暖房効率が悪くなり、1階が寒くなる、音やニオイが筒抜けになるというデメリットがあります。
対策: 建物自体の性能を上げ、空気の循環を計算した設計が不可欠です。
4. 電気・配線・スマートホームの注意点(10選)
最低限のコンセント計画
「あと5,000円をケチった」ことで、家じゅうが延長コードだらけになる後悔が最も多いです。
対策: 家具の配置をシミュレーションし、予備を含めて多めに配置しましょう。
過度なスマートホーム化
アプリのアップデート停止やデバイスの故障により、数年で使えなくなるリスクがあります。
対策: 「毎日必ず使う機能」に絞り、自分や家族が使いこなせる範囲に留めましょう。
5. 内装・収納・外交の落とし穴(10選)
- 固定棚だけのクローゼット: ライフスタイルの変化に対応できません。可動棚が必須です。
- 掘りごたつ: 断熱欠損になりやすく、掃除も大変です。
- 下レールタイプの引き戸: 埃が溜まりやすく、つまづきやすいため、上吊り式が推奨されます。
- バルコニー(2階): 室内干し派が増える中、掃除と防水メンテナンスの手間だけが残る「不要な設備」筆頭です。
- 木製ウッドデッキ: 数年で腐食やささくれが発生します。人工木(樹脂)が手入れ不要で安心です。
よくある質問(FAQ)
Q: 全ての設備をグレードアップすると予算オーバーになります。優先順位は?
A: 「後から変えられないもの(断熱・窓・構造)」と「掃除の負担を減らすもの」を優先しましょう。デザインは二の次でOKです。
Q: 2026年の家づくりで最も重要なキーワードは何ですか?
A: 「高気密・高断熱」と「メンテナンス性(掃除のしやすさ)」です。
まとめ:後悔しない家づくりのために
2026年の家づくりにおいて、最も避けるべきは「SNSの映えだけで機能性を無視すること」です。今回ご紹介した50項目を参考に、自分のライフスタイルに本当に必要かどうかを吟味してください。
次にとるべきアクション(CTA)
この記事で気になった設備があれば、今すぐハウスメーカーの担当者に「メンテナンス性はどうですか?」と質問してみましょう。
【参考動画はこちら】
今回の内容は、以下のYouTube動画を元に構成しています。より詳細な解説を聞きたい方はぜひ視聴してみてください。

7代目社長の後悔しない家づくりch
数多くの家づくりをしてきた北山建築7代目棟梁が、お客様に寄り添う一生ものの家づくりをコンセプトに、「建てた後も後悔のない家づくり」ができる情報をお伝えしていきます!
北山裕史のプロフィール
1967年3月2日、北山家の長男として生まれ、小学、中学、高校時代は勉学以上に野球に打ち込み、挨拶、礼儀、人間関係の大事さを学ぶ。地元松阪工業を卒業後、父の勧めで石田建築へ大工修行に入り、28歳で自身初の棟梁として棟上げを行い北山建築7代目棟梁となる。
その後34歳で家業から企業へと方向転換し2001年5月21日「有限会社北山建築」を設立。現在も一貫した「お客様との一生涯のお付き合い」を合言葉に顔の見える家づくりを展開中。



